なんで読んだのか
日々本を読んでいるが、読んだ内容をかたっぱしから忘れている。 目的を明確に持って読書していないからかもしれないが、 せっかく時間をかけて読んだからには読んだ本の内容を覚えていたいし、咄嗟に使えるようにしたい。
使えるというのは、考えるときに読んだことを土台にできたり、話をするときに本を紹介できたりする状態。
要約
イメージしながら読め
とにかく本書で主張されていることはこれに尽きる。 なんでイメージとして読むかというと
- そもそも人間の脳は言葉を覚えることが苦手
- それに対してイメージであれば言葉よりも遥かに高速に大量のイメージを覚えられる
- またイメージは言葉よりも情報量が少ない(圧縮されている)ため覚えやすい
ということ。
イメージしながら読むとはどういうことか
イメージしながら読むとは
- 形のある言葉はそのイメージを思い描く(車とか猫とか)
- 形のない言葉はそれから連想するイメージに置き換える(平和なら鳩とか)
- 図式化で話の流れをイメージ化する
ということらしい。
途中にたくさん練習問題があるが確かにイメージするとかなり覚えやすくなることがわかり驚いた
他にも効果的なこと
あとは
- 読み終わった状態をイメージしながら読む(知りたいことを明確にしそれを知った自分を想像する)
- カクテルパーティー効果といい、自分の知りたいことに関連する情報に無意識に着目するようになる
- 読書後、各章のイメージを一つ決め、各章のイメージ同士を強引にでも結びつけたイメージを頭の中で作る
- まず目次と各章のまとめや太字部分を読んで全体像を把握してから読む
- 新しい分野を学ぶときは3冊本を用意し、それらをざっと読む
- まずは読みやすそうな一冊を選び拾い読み
- 骨組みができたら他の二冊も
読書後どう活かすか
自分は言葉で物を考えるタイプなのでイメージを使って読むという習慣がない。 ただ、苫米地英人氏などの本を読んでいても思考する際はイメージなど言葉以外を使って考えることが推奨されており、 より思考力、速度を高めるには言葉に頼らない思考も必要と感じている。
すぐいつも通りの読書に戻りそうになるが、 各章のまとめイメージを脳内で作る。そしてそれらの関連イメージも作る。ということは最低限実践していきたい。