「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」を読もう
あなたは手元のお金の大半をお金は銀行に預けている人ですか? なんとなく安心だから銀行に預けておくのが無難...そう思っていませんか?
まさに私がこのパターンなのですがこの本を読んで認識を改めました。
銀行に預けるリスクとデメリット
増えない
まず誰もが知っている通り銀行預金の金利はものすごく低いです。 私もこれくらいは知っていましたが、それでも減るよりはマシと思って銀行メインにしていました。 でも、お金を増やして豊かな生活を送ろうと思ったらやっぱり預金していては願いが叶いづらいです。
インフレや倒産リスク
銀行に1000万円預けていても物価が今の2倍になってしまったら、実質半分失ったのと同じです。 物価の上昇に合わせてお金を増やしていく手段を持たないとみすみす自分の持ち金を減らすことになりかねません。
また銀行は倒産することがあります。 法律で1000万円までの預金は守られることになっていますがそれを超えたら倒産したら自分のお金が消えて無くなります。
ということで銀行=安全という考えは捨てた方が良さそうです。
インデックス投資と国債の組み合わせ
リスク資産と安全資産を両方持つ
安全資産=国債
この本で紹介されているのはリスク資産と安全資産を両方持つこと。 安全資産=銀行ではなく、この本では国債がお勧めされています。
理由としては、
- 銀行の倒産リスクの方が、国の破綻リスクよりも高い
- 国債には下記のメリットがある
国債ってなんか危険なイメージがありましたが、確かに銀行より安心そうですね。
リスク資産=インデックス投資
インデックスファンドはTOPIXなどの株価指数に応じて自動で売買する投資信託。 プロが目を利かせて銘柄を選んで株を買う投資信託とは異なり、 TOPIX連動型であれば東証一部上場株を全部、TOPIXの値に応じて買うのがインデックスファンド。
インデックスファンドはプロの運用利率を下回ったことがないらしく、世界中の投資機関でも当たり前に行われている投資らしいです。
経済は基本的に成長を目指すので、 確かにあらゆる株を少しずつ買っていくのは納得感がありそうです。
ちなみにインデックス投資のメリットに関しては下記の本で詳しく紹介されているようなので、興味のある人はぜひ。
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)
- 作者:バートン・マルキール
- 発売日: 2019/07/26
- メディア: Kindle版
インデックスファンドの選び方
手数料の安い物を選ぶ
この本の中で紹介されていたのは
- 上場インデックスファンドTOPIX
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
の2種類。
これをリスク資産に分配する資金で半分ずつ保有せよということが推奨されていました。 (200万円投資するなら100万円ずつこれらを買う)
ただし、この比率に関してはいろんな考え方があるようなのでもう少しいろんな意見を参考にしてもいいかもしれないです
自分は下記を読んでいます。
どこの証券会社を選べばいいのか
本で紹介されていたのはネット証券(楽天、SBI)
余計な人件費がかかっていない=手数料が安いことからネット証券がお勧めされていました。